着物の持ち方

2013/06/04 Tue 11:27

3日から明日5日まで、日本和装ホールディング様のイベントにて、着物収納セミナーをさせていただいています。

お着物が大好きな方々なので、衣替えをしなくていいように、和タンス2竿お持ちの方もいらっしゃいました。

使用されているので、基本的に問題はありません。

そんな中、素敵な持ち方を実践されている方がいらっしゃいました。

6月からは単衣になります。

単衣は着る期間が短く、初夏と初秋では着物の柄も変わってしまうもの。

しかし、あまり着る機会がない方には、何枚も持つのは経済的にも、時間的(干す管理)にも、精神的(着ていない・干さないと)にも負担になります。

精神的な部分は、歳をとるごとに増していきます。

数年干していないという方もいらっしゃいました。

これはとても危険です。

湿気が溜まって、カビや虫食いの要因になります。

実際に、クリーニングにだしたからと安心して、ウコンで染めた風呂敷に包み保管していたのに、カビが生えたと言われていました。

ウコン染めは虫食いには効果がありますが、カビを防ぐことは出来ません。

綿なので、かえって湿気を含む気がします。

クリーニングはお店によってかなり差があるようで、かえってきた衣類をカバーのまましまうと、カバー内の湿気が衣類に戻ってしまうことがあります。

そのため衣類は一般的にビニールは取り除き、湿気と洗濯溶剤を揮発させてからしまいます。

特に寝室にクローゼットがある場合には、袋に付いた化学物質を寝ている間に吸ってしまう可能性があるので要注意です。


着物の持ち方の話に戻しますね。

その方は、単衣は1枚お持ちなだけだそうです。

黒のあっさりした単衣のみ。

後は帯や帯揚げ・帯締め・バッグなど小物でその都度変化をつけていらっしゃるとのことでした。

黒は、ある程度の年齢だから着こなせる術かもしれませんが、考え方は使えるのではないでしょうか。


着る機会を自分で増やし、着物ライフを楽しむ。

以前、お茶の恩師である故おばあちゃん先生が、お住まいの宇都宮から毎月銀座に来られていました。

裏千家道場や茶道具店に通うのがメインでしたが、本当は銀座に来ることが生きがいだったのではないかと思っています。

その時に着物を着る。


着てこそ生きる、着物。

着ないのであれば、別のものに再生させるか、リサイクルをしましょう。

母は着物はかいまきやクッション・巾着に、帯は鏡台の鏡カバー、父の大島紬はどてらに作り替えています。

いい物は、姿を変えてもその威力を発揮します。

庭をウロウロとしていても、変なおじちゃんに見えないのです。

大島のどてら。もったいないと思いますか?

母は「着ない方がもったいないよね。」

と言っていました。

素敵な庭いじり着となり、活用されています。

皆さんも活用してみてはいかがでしょうか?



ぽちっとしていただけると励みになります。
にほんブログ村 その他生活ブログ 片付け・収納へ
にほんブログ村ちょこっと押してね!ありがとうございます。
衣類 | コメント(0) | トラックバック(0)
コメント

管理者のみに表示