定年からの生前整理

2009/11/20 Fri 23:51

昨日のOB会で、親の介護をしている方が何人かいらっしゃいました。
身体が不自由なだけでなくボケも始まり、施設に預けている方、
自宅介護だけど毎日デイサービスに行かせている方と、それぞれご苦労されているご様子。
どちらも多くの持ち物に頭を痛めていらっしゃいました。

70歳を越えた方というのは、戦時中戦後と物のない時代を生きて来ました。
それゆえに、物を大切にしようという意識が非常に強い世代でもあります。
本当にものを大切に使っているのであれば、何の問題もありません。
問題なのは、使わないのにとっておく事です。
施設に入られているこちらのお義母さまも、すでに壊れて使えなくなった電化製品をたくさんお持ちだとのこと。
家に帰りたいと言っているので、処分も出来ないということでした。

ボケが始まってしまうと、物を動かすことが出来なくなります。
特にお嫁さんは、泥棒呼ばわりされかねないからです。

知り合いに、母息子二人で暮している方がいますが、息子がターゲットになってしまいました。
ボケた方の思い込みは強いので、親子げんかになります。
親子だからこそ、ボケを認めたくない子供は、本気になって怒るようです。
こうなってしまっては、手遅れなのです。
整理はできません。
仕方なく亡くなられてから、遺品をお金を払って処分することになるのです。

遺品整理を業者に頼むといくら位かかると思いますか?
一軒まるごとで、150~200万ほどかかるそうです。
今はリサイクル法で勝手に捨てることが出来なくなりました。
地域でゴミの分別も異なります。
同居していれば、まだいいのですが、別居の場合は、毎日後片付けに通うのは、大変なことです。
賃貸ですと、料金も発生します。
3姉妹で3週間通って片付けたという話を聞いたこともあります。
たまたまお子さんが女性で、たまたま電車で通える範囲にいたからこそ出来たことですね。
こんな方は、そうそういません。

死んでから子供に迷惑をかけないためにも、体力のあるうちに少しずつ身の回りを片付けておくと、心に余裕が生まれます。

70歳を超えると、体力的に難しくなってしまいます。
やりたくても気力も体力もないし、しかたないと思ってそのままにしている方のなんと多いことでしょう。
そうなる前に、人生の節目でもある定年を期に、人生の中間整理をしてみるのは、
とてもいいことではないでしょうか。
自分ひとりでは難しいと思えば、お子さんに手伝ってもらうとか、
TOMOMOのようなプロに頼むとか、いくつか方法はあります。

先ほどの義母がボケてしまった方は、自分はこうなるまい!と肝に銘じたとのこと。
また、実母にはエンディングノートを渡したそうです。

自分の整理も大切ですが、大切な家族であるお年寄りの整理は本当に大切です。
それはいつか自分のところに戻ってくるのです。
貴重な時間とお金の消費というかたちで。

定年過ぎた方、また定年した親御さんをお持ちの方、ともに整理を始めてみてはいかがでしょうか?

自分の本当に好きなものだけに囲まれて、
将来、子供に迷惑をかけることを気にする事もなく、
床に置いてある物につまずいて骨折する危険もないお部屋で
心の幸せを手にしてみませんか?







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